竹工芸の訓練は今日の時点で一週間半の時間を経過して、これまでにひご作りのほぼすべての工程を少なくとも一度ぐらいは練習しているところ。入校式はもう昔のものという感じがするが、せっかく入校して初めての日本語でのポストなので、その大分合同新聞の記事をここに載せよう。.jpg)
入校式の日と翌日には書類を提出したり、竹センターの規則や今後一年間のスケジュールについての説明を聴いたり、ロッカーの鍵や道具などの貸与に時間が費やされた。それから、道具の用途と取り扱い方とか、マダケの構造、刃物の研ぎ方、などなど、レクチャーの内容は少しずつ実際の竹材の加工へと変わっていった。
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一番最初の刃物を使った訓練は、切り出しナイフという約30センチの刃物を使って棒状に用意された竹を削るだけという練習だった。ついでに、削ることの繰り返しで切れなくなってきた切り出しナイフを研ぐ練習もした。また、その次の日には削るだけでなく、竹を削ってお箸を作ることに挑戦してみた。できあがった一膳のお箸からは、普通に毎日使っているお箸よりもなんというか、大切にしたい気持ち、親近さを感じた。普通のお箸は大量に生産されたものがほとんどだけど、これだけ苦労して作ると普通のものじゃなくなることを再確認できた。初めて自分で作ったお箸だった。
次のポストに今やっているひご作りについて書こうと思っているので、楽しみにしてください。
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